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700年あまりの歳月をかけて発展した、現在の弘法市!

弘法市

 

空海の命日にちなむ弘法市は毎月21日に弘法さんとして親しまれている。

 

「弘法さん」の名で親しまれる東寺の縁日。

 

弘法大使空海の命日にちなみ、毎月21日に東寺境内で開かれます。

 

1月21日は「初弘法:はつこうぼう」、12月21日を「終い弘法:しまいこうぼう」と呼び、特に賑わいます。

 

骨董、雑貨、古着など1000店を超える露店がにぎやかに軒を連ねて、京都市内外から多くの人々が集います。

 

弘法一では、特に骨董品を目当てのお客さんも多く、アンティークな時計や置物、誰の写真かわからない明治、大正時期の写真も売られております。

 

東寺では骨董品が集結する(がらくた市)も開催されるので、一度足を運んでみてください。

 

結構な店数がありますので、見て回るのが面白いですよ。

 

弘法市に話を戻します。

 

南大門から入って一番西の通りの南寄りに「焼印」を売ってるお店があります。

 

自分の名字の焼印を見れば思わず買いたくなってしまう危険物であります。

 

焼印を買う場合には、あらかじめ飾り物にするのか、実際に焼いて何かに刻み込むのかを良くお考えの上、ご購入ください。

 

そして行列の「あつあつわらび餅」

 

こちらも変わった逸品で熱いわらび餅です。

 

わらび餅をお湯に入れて温めるんです。

 

弘法さんに来られた時には、一度試してみてくださいね。

 

ちなみに私は、冷たい方が好きですごめんなさい。
でも人気です。

 

南北朝時代(1336年〜1392年)庶民のあいだで、喫茶の風習が広まっていきました。

 

その当時、東寺の南大門の前を通る道は、大阪などから上洛する人々の玄関口となっており、一服一銭の茶屋は旅人を境内に誘っていきました。

 

境内は市民のサロンとなっていき、情報交換の場としてに賑わっていきました。

 

そして、人が集まってくる場所には露店が次第に開かれていくようになりました。

 

同じ頃、弘法大使信仰も「弘法さん」という言葉で庶民の中に根ざしていきました。 

 

そして700年の歳月をかけて、現在の弘法市に発展したのであります。

 

 

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