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毘沙門天像は羅城門の楼上出身

東寺 毘沙門天

 

−目次−
1.毘沙門天
2.毘沙門堂までの経路
3.布袋尊
4.弁財天
5.ゑびす神
6.寿老人
7.大黒天
8.福禄寿

 


毘沙門天

 

現在、東寺の毘沙門堂に祀られている兜跋毘沙門天は、その昔、羅城門の上階に安置され、都の入り口を護っていたとされる像ではありません。

 

現在は、東寺の宝物館に安置され、特別拝観の時にだけお姿を見ることができます。

 

羅城門の2度の崩壊にもかかわらず奇跡的に現在まで美しいお姿で残った兜跋毘沙門天にお会いするには、タイミングが必要となります。

 

毘沙門天の御朱印は、食堂にて書いていただけます。

 

毘沙門天 御朱印

 

 

毘沙門堂までの経路

東寺には、京都駅から近鉄京都線で1駅目の「東寺」で下車。
階段を降りて改札を出ると右手にモスバーガーが見えます。
モスバーガーの方向に道なりに進んでいくと五重塔が見えてきます。

信号を渡ってまだまっすぐに進むと南大門に到着します。
現在の平安京の場所は、この南大門と金堂の中心を基準に割り出しているのだそうです。

南大門の前には堀があり、ここには、よく鴨が泳いでいます。

以前は冬しか見かけなかったのですが、最近では夏でもいました。

南大門は重要文化財で奥に見える大きなお堂が金堂です。

毘沙門堂は金堂の左側を奥に進んでいくと左側にあります。
南大門から構内に入ってすぐ左側には修行大師像。

東寺の北西に毘沙門堂があります。

毘沙門堂の説明書きがあります。

この毘沙門堂の中に毘沙門天様がいらっしゃいます。

東寺の兜跋毘沙門天といえば、元々羅城門の楼上(2階)に置かれて門の外を睨んでいた守護神の役割をしていた1200年以上も昔の像のはず。

格子から中を見てみると…案外綺麗でピカっとした感じです?

実は羅城門に安置されていた兜跋毘沙門天はこの場所ではなく東寺の宝物館(ホウモツカン)に安置されています。
通常は拝観できませんが、春と秋に拝観ができます。
東寺の兜跋毘沙門天が安置されている
>>宝物館(ホウモツカン)

毘沙門堂を北西の位置から写真を撮ると五重塔が毘沙門堂の上部に小さく見えます。
東寺の敷地はこうして見ると街中にも関わらず、結構な広さなのです。

毘沙門堂を出て敷地を見渡すと案外さっぱりしてます。

毎月21日の弘法さんでは一転!露店が所狭しと並び、この広い敷地が1日限りの露店の町に変わります!
通路が沢山出来るため、普段の何倍もの広さに感じます。

弘法さんの21日を含む前後の3日間しか販売されない笹屋伊織の「どら焼き」は有名です。

それでは、ご朱印をいただく場所へ行きます。

食堂(ジキドウ)です。

あのあずき色の扉の中です。内部は撮影禁止です。

ここには、1930年の火災により、焼け焦げた四天王像が展示されています。
手が届くくらいの場所から見れます。
その焼け方から火災の火の勢いや方向が確認できます。
また、足元は案外焼けていないのに、上部の損傷が酷いことから火災当初風の勢いの影響も大きかったことが想像できます。

 

「毘沙門天」ご朱印完了!

 

次は、宇治の萬福寺の布袋さんへ!→

 

 

 

 

 

 

―開運のご利益ー

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>>三面大黒天のご利益と効果